結婚準備の期間、新郎は福岡在住で新婦は鹿児島在住。遠く離れて暮らしていたため、話す機会も限られ、結婚式の打ち合わせがなかなか進まず、苦労されたそう。
お二人が式の準備で苦労した理由がもう一つあります。実は、新婦は結婚式に出席したことが一度もなかったのです。実際の結婚式がどんなものかイメージがつかめず、SNSで情報収集をする毎日でした。幸い、ご自身の式の1週間前に知人の結婚式に参列する機会があり、式の段取りや雰囲気などを体験することができました。
パーティーレポート
参列した方も思い出に残る一日
大学の部活動で知り合ったお二人は、
ともに鹿児島のご出身。
地元からいらっしゃるご親戚や遠方からの
ご友人の宿泊も考慮し、ホテルウェディングを選びました。
新郎:T様 新婦:S様
挙式:チャペル
披露宴:平安の間【THE NEW YORK】
参列人数:113名
友人の笑顔で緊張がほぐれた挙式
キャンドルの灯りと花々に包まれて
披露宴の演出について、新婦が実現したいことが2つありました。
1つはキャンドルを飾ることです。照明が落ちた披露宴式場で、テーブルの上に火が灯ったキャンドルが並ぶ様子は壮観。ご友人たちは「『ハリー・ポッター』の映画に出てくるホグワーツ魔法魔術学校の食堂みたい」と喜んでくれました。
もう1つは、たくさんの花々で会場を彩ることです。結婚式の前、新婦のお父様は「花なんかにそんなにお金をかけなくてもいいのでは?」と怪訝そうな顔でした。でも、当日、会場に足を踏み入れた瞬間に、お父様の表情が一変します。その華やかさを目の当たりにして、「花をたくさん飾ってよかった!」と喜んでくださいました。
参列いただいた方々を喜ばせたい、満足させたいという一心から用意した演出は、見事に実を結んだのです。
最大のサプライズはスイーツブッフェ
披露宴は、お二人で試食を重ねてセレクトした料理も大好評でしたが、ご友人たちのテンションが一気に上がったのがスイーツブッフェ。「まさか、結婚式にスイーツブッフェが用意されているなんて!」とサプライズ効果は絶大でした。
披露宴にスイーツブッフェを取り入れたのは、式当日まで2ヶ月を切った時期に参加したブライダルフェアがきっかけでした。そこでお二人は、スイーツブッフェを体験したのです。
「そのときは、私もすごく気分が上がってしまって(笑)」と新婦。
披露宴の内容はほぼ固まっていたのですが、無理を承知でブライダルプランナーに相談したところ、実現する運びとなりました。その甲斐があって、未だにご友人方から、お褒めの言葉をいただくことがあるそうです。
希望も悩みも遠慮なくプランナーに相談
「基本的にはプランナーさんにお任せすればいい式になります」と新郎が語ります。「でも、希望することがあれば、ちゃんとプランナーさんに伝えた方がいいですね」
「やりたいことも悩んでいることも、口に出してプランナーさんに相談した方がいい」と新婦が言葉をつなぎます。「悩んでいることがあったら、プランナーさんに一旦相談。SNSを参考にしていると情報量が膨大なので、なにがいいのかわからなくなってくるんです。そんなとき、プランナーさんに相談すれば、すぐに答えが出ます」
いまも、大学時代同様、カラダを動かすことが大好きなお二人。これからも友達同士のような居心地のよい関係を続けていきたいとのこと。末長くお幸せに!