いろいろな式に参列し、理想の結婚式を思い描いていたお二人。ホテルウェディングを選択したのは、新郎が当ホテルでの挙式に参列したことが決め手でした。「ほかの式場にはない格式の高さを感じました。料理も運営もしっかりしているし、雰囲気もいい。こういう式場だったら、お互いの親族を安心して招待できると思ったんです」
式場を決めてからは、参列される方に満足いただける挙式を目指し、お二人でアイディアを出し合いました。果たして、どのような式が実現したのでしょう?
パーティーレポート
自分達らしい式が実現しました
新郎:Y様 新婦:Y様
挙式:チャペル
披露宴:平安の間【Kranz】
参列人数:100名
新郎のイニシアチブで式場選び
会場が一体となる参加型披露宴
参列された方が、ただ式の進行を眺めるのではなく、新郎新婦と一緒に式をつくるようなスタイルにしたいと考えたお二人。そこで新婦が思いついたのがクイズ大会です。「お色直しの後の再入場の際にかかる曲を当てるんです」曲名を紙に書いて投票するという仕組みで、投票箱は新婦のお手製でした。
事前に会場の音響担当者とも打ち合わせをおこない、何曲かイントロだけ流して焦らすような演出も。会場の空気は徐々にヒートアップしていき、最後には、老若男女かかわらず、会場全体が一体感に包まれました。期待以上の盛り上がりに、お二人はホッと胸をなで下ろしたそうです。
サプライズの応酬でさらに大盛り上がり
新郎新婦がまったく知らなかったサプライズも会場を沸かせます。それは、お二人の共通のご友人がつくってくれたムービーです。お二人をよく知るご友人たちからの祝福メッセージで構成されていて、スクリーンを眺めるお二人も思わず笑顔に。
そして、サプライズなら新郎も負けてはいません。新郎の友人がアコースティックギターに合わせて歌っているところに新郎がマイクを握って参戦。ONE OK ROCKのウェディング定番曲「Wherever you are」を披露しました。さすが、元バンドマン。これで盛り上がらないはずがありません。「歌うことは、本当に急遽決めたので、練習する時間を取るのも大変でしたけど、みんなに喜んでもらえて、本当によかったです」
誰かのマネではない自分達のスタイルで
「僕らの場合は、追加事項が多かったのですが、ウェディングプランナーの方が臨機応変に対応してくださって、助かりました」と新郎が語ってくれました。
参列された方々を喜ばせることには、とことんこだわりましたが、それ以外ではあくまでも自然体な新郎新婦。「ホテルウェディングってすごくゴージャスなイメージがありますけど、みんなが豪華絢爛な式を挙げているからといって、自分達もそうしなくてはいけないという考えはなかった」と新郎。新婦曰く「私のドレスも豪華絢爛というより、自分に合う色とシルエットをしっかり選んだという感じです」とのこと。そんなお二人の考えもあり、参列した方々が等身大のお二人を感じられる、心あたたまる式になったようです。
これからも、末長くお幸せに!